低振動ステージ - GAS 01

GAS-01 低振動ステージ

概要

 顕微鏡を用いて蛋白質等の運動をナノメートルの精度で観察する技術が注目を浴びております。そのためには、顕微鏡もまた、ナノメートルの精度で安定させなければなりません。
 ジーオングストロームは、振動が極めて少ない顕微鏡ステージを開発致しました。市販の顕微鏡に取り付け易く、また、使い勝手は、もとのステージと変わりません。
 出来る限り構造を簡易化し、顕微鏡が持つ高剛性を活かす様に設計することにより、安価を実現しました。1分子蛍光観察のみならず、蛍光色素1分子のナノメートル計測に最適です。

特徴

・容易、かつ、安価
・ステージの振動を0.3nm以下まで軽減
・用途に応じて、材質が選べます
・オプションで電動ステージに変更可能

応用

・ 全反射顕微鏡を用いた1分子蛍光観察
・ 蛍光ナノ粒子のナノメートル追跡
・ レーザートラップナノメトリ

低振動ステージの効果

低振動ステージの効果

 オリンパス製落射顕微鏡IX71に、ジュラルミン製低振動ステージ(GAS-01GO)を装備し、ガラス基板上に固定した直径1μmのラテックスビーズの位置を計測しました。従来の顕微鏡ステージに比べると、振動は約1/6にまで軽減しました。

アプリケーション

光強度を重みとした重心位置を計算

 光学顕微鏡の分解能は、光の波長程度であるとされています。回折限界より、小さな蛍光粒子によって作られる蛍光像(点像分布関数; Point Spread Function)は、近似的に波長程度に広がったガウス分布に従います。光強度を重みとした重心位置を計算することで、蛍光粒子の位置を正確に見積もることができます。

 
8nmの階段状の運動を観察

 細胞内の小胞を蛍光量子ドットで標識し、その運動を追跡しました。そのトレースの中には、8nmの階段状の運動を観察することができます。この小胞は、ダイニンと言うモータ蛋白質により運動しています。8nmと言う数字は、ダイニンが運動している微小管の周期構造と一致しています。  このように、細胞内においてnmの精度で蛍光粒子の位置を計測することができます。

関連FAQ

低振動ステージの特長はなんですか?

低振動ステージ(アルミ)の詳細な仕様はなんですか?

他社製のステージとの違いはなんですか?


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